サイレントギターでフラメンコを弾く

●サイレントギターでフラメンコを弾くための一工夫
サイレントギターには、特にフラメンコ用のものはないようです。
そこで、どうしてもゴルペに不安を持たれる方もいらっしゃるかも知れません。
ヤマハ・サイレントギターSLG-120NW LABには、フィンガーレストがついています。
このフィンガーレストをそのままゴルペに使用しても、とくに楽器にも爪にも悪影響はないと思われますが、念のために、少し大きめの板を付けました。
フィンガーレスト自体はしっかりしているので、取り付けは簡単です。
深夜の練習で音が気になるのであれば、フェルトか何か板面に布を貼ればいいでしょうし、通常のフラメンコギターのゴルペ板の感触と同じにしたければ、ギター専門店でギターに貼り付けるゴルペ用のプラスチックフィルム状のものを購入して貼ると良いでしょう。
注意をしていただきたいのは、フィンガーレストがついていないサイレントギターもあります、と申しますか、ついていないものの方が多いですから、購入前には要確認です。
もちろん、ゴルペには特にこだわらないというのであれば、どのサイレントギターを選んでもいいのですが。
●サイレントギターとギターレストなどの安定具について
フラメンコギターでギターレストを使用している方は見かけませんが、練習時にはクラシックギタースタイルでギターレストなどを使用している方もいるかもしれません。
わたしの手元には三種類のギターの安定具がありますので、試してみました。
ただし、わたしの三種類は、いずれも発売開始時に購入したので、もしかしましたら今は改良型が発売されているのかも知れません。
(1)ギターレストのギターの側板に吸盤で取り付けるタイプは、吸盤の間隔が広いため、通常のギターの側板よりも幅の狭いサイレントギターでは確実にホールドできません。 そこで、リボン状のヒモを用意して、吸盤の上から巻き付ければ簡単に固定できます。
ギターレストはネジ式のものがいちばん普及しているようですが、それは持っていないので、わかりません。
(2)エルゴプレイ・ギターサポート。これも吸盤の幅が広すぎますので、ヒモで固定して確実にホールドします。
(3)アリア/ギターサポート。これはかろうじて吸盤でホールドできました。
実はわたしは持っていないので、使用感は書けないのですが、ダイナレットという製品があるのです。
これはギターに密着させるタイプではありません。大腿部に乗せるタイプですから、サイレントギターでもなんの問題もなく使用できると思われます。
このダイナレットはジュリアン・ブリームが使用していた写真を見たことがあります。
●サイレントギターが優れている点
練習時間、場所の制約から解放されたこと、これに尽きます。
どうしても深夜に、ギターを弾きたくなるときがあって、そんなときは弦の上にハンカチをかぶせたり、スポンジを巻いて練習してきたのですが、その手間はいらなくなりました。
以前はギター用の消音器といいますか、クリップ式のスポンジが売られていましたが、今はどうなのかわかりません。
弦にハンカチやスポンジを巻きつけた音は、ギターの音ではありませんでした。
どうかすると、この違いのために、せっかくの練習の意欲が削がれてしまうこともありましたが、サイレントギターではこの点が完全に解消されます。
書き落としてきましたが、サイレントギターに付属のステレオインナーフォンは、きわめてナチュラルな響きですし、あるいはフォンを使わずに弾いても、ハンカチをかぶせた弦よりは遙かに自然なタッチですから、ストレスがありません。
ギターを弾く際に、時間と場所の制約から解放されると言うことは、わたしの場合、初めての経験です。確実にギターを弾く時間が増えました。
テクノラティプロフィール

サイレントギターには、特にフラメンコ用のものはないようです。
そこで、どうしてもゴルペに不安を持たれる方もいらっしゃるかも知れません。
ヤマハ・サイレントギターSLG-120NW LABには、フィンガーレストがついています。
このフィンガーレストをそのままゴルペに使用しても、とくに楽器にも爪にも悪影響はないと思われますが、念のために、少し大きめの板を付けました。
フィンガーレスト自体はしっかりしているので、取り付けは簡単です。
深夜の練習で音が気になるのであれば、フェルトか何か板面に布を貼ればいいでしょうし、通常のフラメンコギターのゴルペ板の感触と同じにしたければ、ギター専門店でギターに貼り付けるゴルペ用のプラスチックフィルム状のものを購入して貼ると良いでしょう。
注意をしていただきたいのは、フィンガーレストがついていないサイレントギターもあります、と申しますか、ついていないものの方が多いですから、購入前には要確認です。
もちろん、ゴルペには特にこだわらないというのであれば、どのサイレントギターを選んでもいいのですが。
●サイレントギターとギターレストなどの安定具について
フラメンコギターでギターレストを使用している方は見かけませんが、練習時にはクラシックギタースタイルでギターレストなどを使用している方もいるかもしれません。
わたしの手元には三種類のギターの安定具がありますので、試してみました。
ただし、わたしの三種類は、いずれも発売開始時に購入したので、もしかしましたら今は改良型が発売されているのかも知れません。
(1)ギターレストのギターの側板に吸盤で取り付けるタイプは、吸盤の間隔が広いため、通常のギターの側板よりも幅の狭いサイレントギターでは確実にホールドできません。 そこで、リボン状のヒモを用意して、吸盤の上から巻き付ければ簡単に固定できます。ギターレストはネジ式のものがいちばん普及しているようですが、それは持っていないので、わかりません。
(2)エルゴプレイ・ギターサポート。これも吸盤の幅が広すぎますので、ヒモで固定して確実にホールドします。
実はわたしは持っていないので、使用感は書けないのですが、ダイナレットという製品があるのです。
これはギターに密着させるタイプではありません。大腿部に乗せるタイプですから、サイレントギターでもなんの問題もなく使用できると思われます。
このダイナレットはジュリアン・ブリームが使用していた写真を見たことがあります。
●サイレントギターが優れている点
練習時間、場所の制約から解放されたこと、これに尽きます。
どうしても深夜に、ギターを弾きたくなるときがあって、そんなときは弦の上にハンカチをかぶせたり、スポンジを巻いて練習してきたのですが、その手間はいらなくなりました。
以前はギター用の消音器といいますか、クリップ式のスポンジが売られていましたが、今はどうなのかわかりません。
弦にハンカチやスポンジを巻きつけた音は、ギターの音ではありませんでした。
どうかすると、この違いのために、せっかくの練習の意欲が削がれてしまうこともありましたが、サイレントギターではこの点が完全に解消されます。
書き落としてきましたが、サイレントギターに付属のステレオインナーフォンは、きわめてナチュラルな響きですし、あるいはフォンを使わずに弾いても、ハンカチをかぶせた弦よりは遙かに自然なタッチですから、ストレスがありません。
ギターを弾く際に、時間と場所の制約から解放されると言うことは、わたしの場合、初めての経験です。確実にギターを弾く時間が増えました。
テクノラティプロフィール
ハイビジョン特集 BShi 3月23日(日) 午後7:00〜8:30
世界のカリスマダンサー・フラメンコの粋
アントニオ・マルケス
アントニオ・マルケスの魅力を描くエンターテイメント・ドキュメンタリー
世界のカリスマダンサー・フラメンコの粋
アントニオ・マルケス
アントニオ・マルケスの魅力を描くエンターテイメント・ドキュメンタリー
アイレ(Aire)
アイレとは、文字通りそもそもは『空気』の意ですが、『雰囲気』そして『態度やふるまい』と言った意味を含む言葉であり、フラメンコについて話されるときに、しばしば聞く言葉です。
アイレはトーケの形式とテンポによってだけでなく、その演奏者に慣用的に見られる音楽語法や、演奏者のスタイルによって醸しだされるものです。
異なるギタリストによって演奏されれば、同じ曲の同じ部分さえ非常に異なる種類のアイレを伝えることになります。
それはフラメンコが持っている生命力・生気が多彩である事による、表現の可能性が豊かであることを意味するでしょう。
アイレはフラメンコに、もっとも大切な『フラメンコ的なるもの』を吹き込む、特別なものと言えます。
フラメンコがコンパスを正確に守ることを求めるのは、アイレがコンパスの生命力から導かれる物であるからです。
けれどもコンパスのみでアイレは生まれるのではありません。
背筋を何かが走るほどに、音楽に感情を込めること、それも激情を込めることによって、アイレは生み出されるのです。
カンテ・ホンドまたはカンテ・グランデ(深い意味を含む唄、壮大な世界を唄う唄)が紡ぎ出す、それらの意味深いトーケは深刻にして、しばしば悲劇的ですらあります。
感情が特に激しいとき、ギターは『暗い不幸を生む』とすら思われもします。
対照的に、カンテ・チコ(いわゆる小さい唄)のアイレでは、感覚はより陽気で、派手で高揚した気分をもたらします。音楽の波がより外向的で、幸福感に充ちています。
単にトーケの形式ばかりが「ホンド」であるか「チコ」と見なすかを決定するものではありません。たしかにトーケの区別は明らかです。たとえばシギリーヤスは、あきらかにホンドです。けれどもこの両者の区別は、演奏する精神と、表現の方法による場合もあるのです。たとえばマラゲーニャも、感動的な「ホンド」なものとなりうるのです。軽快、快活な「チコ」ともなりうるように。
ジプシー的なアイレには、非情さと情熱とが渦巻いています。それはコンパスのビートを守りながら唐突とも思われるスタートと停止、衝動的な加速、また不協和音を含む東洋的な響きからもたらされるものです。
フラメンコの核の一つとも言えるアンダルシアのフォークソングは、これに比してより開放的であり、屈託がない、流れるような旋律です。
ジプシー的なアイレ、それがどこからもたらされたものであるかは、明らかにされてはいません。
演奏者の人間性、音楽語法によって、その演奏のアイレから、直ちにフラメンコの偉大な奏者を認識できます。アイレこそがフラメンコの特徴であり、本質なのです。故ニーニョリカルドのように卓越した演奏者のアイレは、言いがたく定義もできない、それでいて紛れもなく具体的な雰囲気であり、『存在』そのものなのです。
フラメンコのアイレの修得。
フラメンコにさまざまなアイレを感じ取ることと、ギターでそれらを表現することは、演奏者の能力によります。その能力は、録音や生の演奏に接してフラメンコの世界に演奏者が自身を深く没入させることによって、進歩、成長するものです。
フラメンコ、とくにカンテが導くインスピレーションと深く関わり、そして深い愛をはぐくむことです。
コンサートギタリストの妙技を目の当たりにすれば、フラメンコには刺激的な響きをもたらす並はずれたテクニックと、早弾きが必要であると考えがちです。
けれどもその考えは大きなまちがいです。のみならずそうした考えはフラメンコの音楽性を殺し、多くの有望な演奏者を誤らせた考えでもあります。
感じるところがほとんど無いままに、急速に多くの音符を演奏することには音楽の意味が全くありません。
抑揚を持ってよく唄いながらコンパスを安定させることにつとめるならば、最初から正しく本当のフラメンコを演奏することができます。
最初はゆっくりと始めなければなりません。しかしそうすることで、まがい物ではないフラメンコの演奏を実現することができるのです。
テクノラティプロフィール
アイレとは、文字通りそもそもは『空気』の意ですが、『雰囲気』そして『態度やふるまい』と言った意味を含む言葉であり、フラメンコについて話されるときに、しばしば聞く言葉です。
アイレはトーケの形式とテンポによってだけでなく、その演奏者に慣用的に見られる音楽語法や、演奏者のスタイルによって醸しだされるものです。
異なるギタリストによって演奏されれば、同じ曲の同じ部分さえ非常に異なる種類のアイレを伝えることになります。
それはフラメンコが持っている生命力・生気が多彩である事による、表現の可能性が豊かであることを意味するでしょう。
アイレはフラメンコに、もっとも大切な『フラメンコ的なるもの』を吹き込む、特別なものと言えます。
フラメンコがコンパスを正確に守ることを求めるのは、アイレがコンパスの生命力から導かれる物であるからです。
けれどもコンパスのみでアイレは生まれるのではありません。
背筋を何かが走るほどに、音楽に感情を込めること、それも激情を込めることによって、アイレは生み出されるのです。
カンテ・ホンドまたはカンテ・グランデ(深い意味を含む唄、壮大な世界を唄う唄)が紡ぎ出す、それらの意味深いトーケは深刻にして、しばしば悲劇的ですらあります。
感情が特に激しいとき、ギターは『暗い不幸を生む』とすら思われもします。
対照的に、カンテ・チコ(いわゆる小さい唄)のアイレでは、感覚はより陽気で、派手で高揚した気分をもたらします。音楽の波がより外向的で、幸福感に充ちています。
単にトーケの形式ばかりが「ホンド」であるか「チコ」と見なすかを決定するものではありません。たしかにトーケの区別は明らかです。たとえばシギリーヤスは、あきらかにホンドです。けれどもこの両者の区別は、演奏する精神と、表現の方法による場合もあるのです。たとえばマラゲーニャも、感動的な「ホンド」なものとなりうるのです。軽快、快活な「チコ」ともなりうるように。
ジプシー的なアイレには、非情さと情熱とが渦巻いています。それはコンパスのビートを守りながら唐突とも思われるスタートと停止、衝動的な加速、また不協和音を含む東洋的な響きからもたらされるものです。
フラメンコの核の一つとも言えるアンダルシアのフォークソングは、これに比してより開放的であり、屈託がない、流れるような旋律です。
ジプシー的なアイレ、それがどこからもたらされたものであるかは、明らかにされてはいません。
演奏者の人間性、音楽語法によって、その演奏のアイレから、直ちにフラメンコの偉大な奏者を認識できます。アイレこそがフラメンコの特徴であり、本質なのです。故ニーニョリカルドのように卓越した演奏者のアイレは、言いがたく定義もできない、それでいて紛れもなく具体的な雰囲気であり、『存在』そのものなのです。
フラメンコのアイレの修得。
フラメンコにさまざまなアイレを感じ取ることと、ギターでそれらを表現することは、演奏者の能力によります。その能力は、録音や生の演奏に接してフラメンコの世界に演奏者が自身を深く没入させることによって、進歩、成長するものです。
フラメンコ、とくにカンテが導くインスピレーションと深く関わり、そして深い愛をはぐくむことです。
コンサートギタリストの妙技を目の当たりにすれば、フラメンコには刺激的な響きをもたらす並はずれたテクニックと、早弾きが必要であると考えがちです。
けれどもその考えは大きなまちがいです。のみならずそうした考えはフラメンコの音楽性を殺し、多くの有望な演奏者を誤らせた考えでもあります。
感じるところがほとんど無いままに、急速に多くの音符を演奏することには音楽の意味が全くありません。
抑揚を持ってよく唄いながらコンパスを安定させることにつとめるならば、最初から正しく本当のフラメンコを演奏することができます。
最初はゆっくりと始めなければなりません。しかしそうすることで、まがい物ではないフラメンコの演奏を実現することができるのです。
テクノラティプロフィール
ギターのための爪の手入れ
ギターを弾くための爪の手入れは、弾弦する際に爪が弦に引っかからないように、そして指頭の感覚が爪先に良く伝わることを念頭に、かたちを作り、磨くことに尽きます。
アル・アイレであれ、アポヤンドであれ、押弦の瞬間に弦に「触れる」瞬間の爪の部位と、弦上を通過して「離れる」瞬間の爪の部位は異なります。この押弦と離れるときの爪の部位の間に、あまりに高低が、つまり爪のアールがあっては引っかかりの原因になるのです。
i、m、aの指の弾弦の経過は、まず指頭の皮膚の一部と爪のある部位とが同時に弦に触れ、その触れた爪の部位よりp指寄りのある部位で、弦から離れるのです。
この爪が弦に触れる最初の位置と、弦から離れる位置を決めて、その二点間は直線で結ぷように削ります。
直線にするのは、弦を離れる瞬間の爪の面積を出来るだけ広くし、指頭の感覚をそのまま爪先に伝えるためです。
仮にこの二点の間を丸くしてしまえば、弦から離れるべき爪の位置は、当初の予定位置よりもch指側に寄り、最後に撥弦する爪の面積は狭くなり、指の感覚をそのままに伝えるものではなくなります。これでは明瞭な音を発することは出来ません。
・・・・と、まあ、頭の中では考えてみるのですが、それがそうではないのが不思議です。実のところ。
i、mに関しては、上記の通りなのですが、a指は他の指よりもアールをつけることにしています。
それでは、具体的に私が行っている爪のかたちの決め方を記してみます。
やや爪が伸びすぎたと感じた時点で行います。(爪のかたちを作るのは、数ヶ月に一度です。普段の手入れは、つめ磨きで磨くだけ。つまり爪をやや伸びすぎたと感じるまで、待つといったほうが正しい。なぜならばそのほうが修正の余裕があるからです。)
ギターを普通に演奏する姿勢で保ち、弦の上に、サンドペーパーを乗せ、左手で押さえておく。サンドペーパーは1000番以上のもの。
普通に弦を弾く要領で、サンドペーパーの上で右指を動かし、爪先を平らに切ったかたちにします。
このとき注意するのは、このサンドペーパーで形を決定しようとしないこと。明確な平らな線で爪を削ることが目的です。それが出来れば、その時点で止めます。
爪ヤスリをこの平らな部分に平行にあてがい、押弦の瞬間にこの線のp指側の点と一緒に、指先の一部が弦に触れるところまで削りおとす。
微妙といえば微妙ですが、実際にやってみればすぐに理解できるでしょう。
肝心なのは、この平らな線の傾きを保ちながら、指先の皮膚の一部が爪ヤスリに触れるところまで削ると言うこと。
あとは平らかな線の両端を、日常生活に不自由がないように面取をする。
ここまで出来たら、一度実際に弦を引いてみる。押弦の瞬間に触れるべき指頭の部分が少ないと感じれば、さらに爪を削ればよい。削りすぎたら、爪が伸びるのを待つより他無いが、一度感じを覚えれば失敗は、まずありません。
過不足がなければ、爪の内側を磨いて仕上げる。
以上でi、mは終了。
aは、指頭の形状どおりに、ややアールをつけて削るだけ。
なぜといっても、私の場合、それが一番自然な音になるからです。
つくづくと我が手を眺めれば、a指の爪だけが、他のそれらとは異なった形状をしています。他の爪は皆、長くなると内側に曲がってくる、いわゆる鷹爪なのですが、aの爪は水平に伸びています。爪自体の形も、aは他のものと異なって縦長です。
さらには形ばかりではなくて、弾性の点でもa指の爪が一番しなやかさがあります。
他の指の爪は硬いものに押しつけても内側に曲がることはないのですが、a指の爪だけは無理をすれば折れることもなく曲げることができそうです。
このa指の爪の、妙に素直なところが、私の指の中では浮き上がってしまうような気がしてなりません。したがって少しだけ引っかかりがある方がかえって他の指に調和する気がするのです。アールを指頭の形そのままに削るのはそのためです。
爪の修復
ところで、冬期、空気が乾燥してくると、何かの弾みで爪が欠けてしまう時がありますね。
その予防のために、サビーカス氏が、爪をオリーブ油に浸せばよいと言っているのを読んだことがあります。
確かに、爪にオリーブオイル、これは効きます。爪が、しなやかになる、ような気がします。サビーカスの伝と言うことで、私が勝手にありがたがっているのではありません。お試しください。
何故にオリーブオイルなのか。サラダオイルや、ごま油や、はたまたワセリンなどではダメなのかと不審に思う向きもあるかも知れません。・・・・妙問不能答。
私の欠損した爪の修理の定番は、瞬間接着剤のアロンアルファでした。
ここでひとつ問題があります。小さなひび、欠損ならばアロンアルファだけで補修ができますが、欠けた部分が大きくて、しかもその欠けた爪を見失ってしまった場合。
こんな時、どんなやり方で対処すべきか。その方法を教えましょう。
爪の長い、優しい心根のパートナーを作ることです。
『爪が欠けちまったよ。ちょいと爪を分けておくんなすって』と、言う具合ですね。
それが不可能であるならばだ、おのれの爪を使うしかありません。
右手のchの爪をそのために伸ばしておくというのも手ですが、ラスゲアドの邪魔になるほどに伸ばすわけにはいきません。
のこるはひとつ。自分の足の爪を使う。これに尽きます。
足の親指の爪は厚すぎますから、一番手指の爪にあった爪を探して、それをいつも残しておく。残すと言っても、伸ばし放題にするというのではありません。だいたい伸びしろが一ミリもあれば、十分でしょう。
最近はネイルアートというものがあって、これを欠損した爪の修復に使うことができないかと思いましたが、それは無理のようです。
ネイルアート用の爪は無理ですが、アリアに次の製品があります。
広告文をそのまま引用させていただきます。(実物を私はまだ使っていないのです。あしからず)
■アリア ネイルキット ANK-100 アコースティックギター用
アリア ネイルキットは爪の劣化、急な故障等、爪のトラブルに悩むギタリストの為の強い味方です。このネイルキットを使用することにより、まろやかで暖かみのある音を出すことが可能になります。
ネイルチップは7種類の形・大きさからフィットするものを選べ、優れた使用感、耐久性を誇ります。自爪の保護にも配慮しており、付け爪にありがちな自爪の劣化を軽減します。
ポーチ付きなので必要なもの全てを専用バッグに納めることが出来、携帯性は抜群です。


(詳細は画像をクリックしてください)
税込販売価格 2,992円
手を洗えば音がよみがえる
長い時間、ギターを練習していると、不意に音がくぐもったような気がする瞬間があります。和音の分離が悪くなる。
こうしたときには、いったんギターを手放して休憩するのが一番ですが、手を洗うと不思議に音がよみがえるのです。
これは気のせいでしょうか。
けれども休憩をして、コーヒーを一杯飲んで再び弾き出しても、手を洗ったときほどに音がよみがえってきたとはあまり感じません。
手が汗ばんでしまうからでしょうか。たしかに手指が汗ばんでしまうと、音がもつれるような気がします。
理由はわからぬままに、私は音の変化が生じたときには、手を洗います。音は確かによみがえる。不思議だ。
手指の角質を除去するのに、軽石などよりも確実にピンポイントで使えるのがこの品です。実に不思議な品ですが、小気味のいい使い心地です。

価格: 2,940円 (税込)
素材 本体:オーステナイト系・304Lステンレススチール、黒スティック:アセタル
ピーリング剤というのも使ってみるとおもしろい。高価な物、安価な物が種々あります。驚くほどに効果があります。本来は女性が美肌を目指して使う品のようですが、ギターの練習の合間にこれで手を洗うと、手指がとぎすまされるような気がします。

価格: 2,100円 (税込)
●爪を保護するコーティング
ダイヤコートはダイヤモンド含有の硬質ガードで、爪を破損しにくくコーティング。
保護成分、プロテインを配合し、紫外線や爪の黄ばみからの保護をサポートします。

(ご注文は画像をクリックしてください)
●ゾーリンゲン爪切り ●チェコ製ガラスの爪磨き

このほかに、最近は爪をぴかぴかにする、なんというかマニキュアを塗ったように光らせる小道具が、種々売られていますが、あれを使うと仕上げが楽です。
もちろん爪の表面に使うのではありません。弦が当たる裏側に用いるのです。セーム皮で仕上げるなどよりも、遙かにスピーディに仕上がります。
テクノラティプロフィール

ギターを弾くための爪の手入れは、弾弦する際に爪が弦に引っかからないように、そして指頭の感覚が爪先に良く伝わることを念頭に、かたちを作り、磨くことに尽きます。
アル・アイレであれ、アポヤンドであれ、押弦の瞬間に弦に「触れる」瞬間の爪の部位と、弦上を通過して「離れる」瞬間の爪の部位は異なります。この押弦と離れるときの爪の部位の間に、あまりに高低が、つまり爪のアールがあっては引っかかりの原因になるのです。
i、m、aの指の弾弦の経過は、まず指頭の皮膚の一部と爪のある部位とが同時に弦に触れ、その触れた爪の部位よりp指寄りのある部位で、弦から離れるのです。
この爪が弦に触れる最初の位置と、弦から離れる位置を決めて、その二点間は直線で結ぷように削ります。
直線にするのは、弦を離れる瞬間の爪の面積を出来るだけ広くし、指頭の感覚をそのまま爪先に伝えるためです。
仮にこの二点の間を丸くしてしまえば、弦から離れるべき爪の位置は、当初の予定位置よりもch指側に寄り、最後に撥弦する爪の面積は狭くなり、指の感覚をそのままに伝えるものではなくなります。これでは明瞭な音を発することは出来ません。
・・・・と、まあ、頭の中では考えてみるのですが、それがそうではないのが不思議です。実のところ。
i、mに関しては、上記の通りなのですが、a指は他の指よりもアールをつけることにしています。
それでは、具体的に私が行っている爪のかたちの決め方を記してみます。
やや爪が伸びすぎたと感じた時点で行います。(爪のかたちを作るのは、数ヶ月に一度です。普段の手入れは、つめ磨きで磨くだけ。つまり爪をやや伸びすぎたと感じるまで、待つといったほうが正しい。なぜならばそのほうが修正の余裕があるからです。)
ギターを普通に演奏する姿勢で保ち、弦の上に、サンドペーパーを乗せ、左手で押さえておく。サンドペーパーは1000番以上のもの。
普通に弦を弾く要領で、サンドペーパーの上で右指を動かし、爪先を平らに切ったかたちにします。
このとき注意するのは、このサンドペーパーで形を決定しようとしないこと。明確な平らな線で爪を削ることが目的です。それが出来れば、その時点で止めます。
爪ヤスリをこの平らな部分に平行にあてがい、押弦の瞬間にこの線のp指側の点と一緒に、指先の一部が弦に触れるところまで削りおとす。
微妙といえば微妙ですが、実際にやってみればすぐに理解できるでしょう。
肝心なのは、この平らな線の傾きを保ちながら、指先の皮膚の一部が爪ヤスリに触れるところまで削ると言うこと。
あとは平らかな線の両端を、日常生活に不自由がないように面取をする。
ここまで出来たら、一度実際に弦を引いてみる。押弦の瞬間に触れるべき指頭の部分が少ないと感じれば、さらに爪を削ればよい。削りすぎたら、爪が伸びるのを待つより他無いが、一度感じを覚えれば失敗は、まずありません。
過不足がなければ、爪の内側を磨いて仕上げる。
以上でi、mは終了。
aは、指頭の形状どおりに、ややアールをつけて削るだけ。
なぜといっても、私の場合、それが一番自然な音になるからです。
つくづくと我が手を眺めれば、a指の爪だけが、他のそれらとは異なった形状をしています。他の爪は皆、長くなると内側に曲がってくる、いわゆる鷹爪なのですが、aの爪は水平に伸びています。爪自体の形も、aは他のものと異なって縦長です。
さらには形ばかりではなくて、弾性の点でもa指の爪が一番しなやかさがあります。
他の指の爪は硬いものに押しつけても内側に曲がることはないのですが、a指の爪だけは無理をすれば折れることもなく曲げることができそうです。
このa指の爪の、妙に素直なところが、私の指の中では浮き上がってしまうような気がしてなりません。したがって少しだけ引っかかりがある方がかえって他の指に調和する気がするのです。アールを指頭の形そのままに削るのはそのためです。
爪の修復
ところで、冬期、空気が乾燥してくると、何かの弾みで爪が欠けてしまう時がありますね。
その予防のために、サビーカス氏が、爪をオリーブ油に浸せばよいと言っているのを読んだことがあります。
確かに、爪にオリーブオイル、これは効きます。爪が、しなやかになる、ような気がします。サビーカスの伝と言うことで、私が勝手にありがたがっているのではありません。お試しください。
何故にオリーブオイルなのか。サラダオイルや、ごま油や、はたまたワセリンなどではダメなのかと不審に思う向きもあるかも知れません。・・・・妙問不能答。
私の欠損した爪の修理の定番は、瞬間接着剤のアロンアルファでした。
ここでひとつ問題があります。小さなひび、欠損ならばアロンアルファだけで補修ができますが、欠けた部分が大きくて、しかもその欠けた爪を見失ってしまった場合。
こんな時、どんなやり方で対処すべきか。その方法を教えましょう。
爪の長い、優しい心根のパートナーを作ることです。
『爪が欠けちまったよ。ちょいと爪を分けておくんなすって』と、言う具合ですね。
それが不可能であるならばだ、おのれの爪を使うしかありません。
右手のchの爪をそのために伸ばしておくというのも手ですが、ラスゲアドの邪魔になるほどに伸ばすわけにはいきません。
のこるはひとつ。自分の足の爪を使う。これに尽きます。
足の親指の爪は厚すぎますから、一番手指の爪にあった爪を探して、それをいつも残しておく。残すと言っても、伸ばし放題にするというのではありません。だいたい伸びしろが一ミリもあれば、十分でしょう。
最近はネイルアートというものがあって、これを欠損した爪の修復に使うことができないかと思いましたが、それは無理のようです。
ネイルアート用の爪は無理ですが、アリアに次の製品があります。
広告文をそのまま引用させていただきます。(実物を私はまだ使っていないのです。あしからず)
■アリア ネイルキット ANK-100 アコースティックギター用
アリア ネイルキットは爪の劣化、急な故障等、爪のトラブルに悩むギタリストの為の強い味方です。このネイルキットを使用することにより、まろやかで暖かみのある音を出すことが可能になります。
ネイルチップは7種類の形・大きさからフィットするものを選べ、優れた使用感、耐久性を誇ります。自爪の保護にも配慮しており、付け爪にありがちな自爪の劣化を軽減します。
ポーチ付きなので必要なもの全てを専用バッグに納めることが出来、携帯性は抜群です。

(詳細は画像をクリックしてください)
税込販売価格 2,992円
手を洗えば音がよみがえる
長い時間、ギターを練習していると、不意に音がくぐもったような気がする瞬間があります。和音の分離が悪くなる。
こうしたときには、いったんギターを手放して休憩するのが一番ですが、手を洗うと不思議に音がよみがえるのです。
これは気のせいでしょうか。
けれども休憩をして、コーヒーを一杯飲んで再び弾き出しても、手を洗ったときほどに音がよみがえってきたとはあまり感じません。
手が汗ばんでしまうからでしょうか。たしかに手指が汗ばんでしまうと、音がもつれるような気がします。
理由はわからぬままに、私は音の変化が生じたときには、手を洗います。音は確かによみがえる。不思議だ。
手指の角質を除去するのに、軽石などよりも確実にピンポイントで使えるのがこの品です。実に不思議な品ですが、小気味のいい使い心地です。
価格: 2,940円 (税込)
素材 本体:オーステナイト系・304Lステンレススチール、黒スティック:アセタル
ピーリング剤というのも使ってみるとおもしろい。高価な物、安価な物が種々あります。驚くほどに効果があります。本来は女性が美肌を目指して使う品のようですが、ギターの練習の合間にこれで手を洗うと、手指がとぎすまされるような気がします。
価格: 2,100円 (税込)
●爪を保護するコーティング
ダイヤコートはダイヤモンド含有の硬質ガードで、爪を破損しにくくコーティング。
保護成分、プロテインを配合し、紫外線や爪の黄ばみからの保護をサポートします。
(ご注文は画像をクリックしてください)
●ゾーリンゲン爪切り ●チェコ製ガラスの爪磨き
このほかに、最近は爪をぴかぴかにする、なんというかマニキュアを塗ったように光らせる小道具が、種々売られていますが、あれを使うと仕上げが楽です。
もちろん爪の表面に使うのではありません。弦が当たる裏側に用いるのです。セーム皮で仕上げるなどよりも、遙かにスピーディに仕上がります。
テクノラティプロフィール



















